現実と空想・事実と妄想

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 昨晩何となくテレビを見ていたら、太宰治の生き様、ドラマが。

 中学から高校時代、太宰治は好きで、暇さえあれば読んだもんだ。
何となく、その生き様を自分にダブらせたりして。
もっとも、小説の方はズラ読みで、内容など今となっては殆ど覚えていない。
昨日出ていた、井伏鱒二氏作品の方に記憶の多くが取られている。
 これは私の高校時代、井伏鱒二氏の甥にあたられる、やはり同姓の井伏先生の影響が有るのか。

 番組が終わった後、ふと考えさせられる物があった。

 太宰治氏の小説の多くが、現実と空想・事実と妄想に基づいて書かれており、私も素の様なものに憧れているのだと。
しかし、写真というものは実しか写ってくれず、想は作っていくしかないのだが、其処までして作品を作ると言う事は、横着な私には無理。
だからせいぜい、その想いを何とか表現したくてあれやこれやとやってみるだけである。

 しかし、太宰治と言う人、昔読んだ書物では、破天荒な性格と支離滅裂な人生の様に書かれていたが、昨日の番組を見る限り、人に優しすぎたのでは?と思わされた。
 私も、仕事優先、人付き合い優先、子供の事は本当に好きだが、構ってやる暇が無かった、と、言うより、構う時間を作れなかった。

 太宰治氏の妻、「私だけの小説家」も、何となく分かるような気がする。
事実、私の妻も、恐らく私一人で勝手に行動するのは嫌なのだと思う。
以前はさほど思わなかったが、最近は休日前、良く「明日のご予定は」と聞いてくる。
もし、予定外の事でも入れば、途端に不機嫌になる。

 判ってはいるが、人の頼みが断れない、付き合いが断れないのである。

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この記事へのコメント

ジュン
2005年10月12日 00:36
これ好きです。
不思議の国の植物みたいで!
かわいらしい。

私は純粋な人はそれだけで好きです。
いろんな人がいろいろ思って
想って、それで葛藤して・・・
悩んでいるようだけど、
それは漠然と生きてるって事だよ。
って嬉しく思ってしまったりする私。

話が最初から脱線しているようですが(笑
今日も誰かのいろんな思いが聞けて嬉しいです。
・・・もう戻れないようです。

またいろいろ聞かせてください☆

もば爺
2005年10月12日 10:19
 ゲンノショウコの実、面白い形をしていますよね。
これ、神輿に似ているからゲンノショウコの事を神輿草とも呼びます。

>私は純粋な人はそれだけで好きです。

 はい・・・ただ・・・私の場合はそんなに純粋ではないのかも?結構色々と。
くるみ
2005年10月12日 14:37
太宰治物語・・・見損ねてしまいました。とても残念です。
もば先生は、奥が深いですね。

『純粋』って、難しいですね。
アタシは写真を撮ったり、釣りに勤しんだりする時は必ず『現実逃避』しています。
綺麗なものを『綺麗だ』可愛いものを『可愛い』楽しいことを『楽しい』と思える瞬間がアタシにとっては凄く大事で。
常に、社会で生きていると『現実』ばかりが襲って来て、時々パニックになります。
アタシの趣味とは、ただ単に『逃げ』なのかもしれません。
もば先生の様な『人の心を掴む写真』って、なかなか撮れませんよ。いつも素敵な写真に癒されております。
色々とあるからこそ、良い写真が撮れるのでしょうね。

なんだか、上手く言えなくてごめんなさい。
矛先違いなコメントになってしまったようで・・・。

先生の温かい写真を心待ちにしております。
先生は・・・
2005年10月12日 18:49
 私も大した作品を作ってないし、先生は一寸困るかな?

 太宰治氏の物語、今までの私のイメージとして、暗い表通りより路地裏を歩くと言う感が有り、チャンネルを変えようかと。
実際、小説の多くが、日中太陽の下で読んでいるにも関わらず、何故か裸電球一つ点けた暗い部屋で読んでいるイメージ。

 しかし、描写と役者さんが良かったのか?見てよかったです。
人間の純粋さ、弱さを見ることが出来たような気がします。
それに、ドラマでは欲望が無かったのが、一番良かったかな?